はじめに

「双子を同じ保育園に入れたいけど、2人分の空きなんてあるの?」

「別々の保育園になったら毎日の送迎どうしよう…」

「絶対に4月から仕事復帰したい。保活でできることってある?」

双子の保活をしていると、こんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

1人でも希望の保育園に入れるかわからないのに、双子の場合は2人。

しかも同じ保育園に入れるとは限りません。

我が家には現在、5歳の長女と2歳の男の子の双子がいます。

私は双子が0歳10ヶ月になる4月に仕事復帰する予定だったため、0歳児クラスの4月入所を目指して保活をしました。

結果は……

双子2人とも第一希望だった長女と同じ保育園に入園!

現在は3人とも同じ保育園に通っています。

ただ、私はフルタイム勤務ではなく週30時間ほどのパート勤務。

「本当に2人とも入れるのかな」

「もし落ちたら職場に何て言おう」

と結果が出るまではかなり不安でした。

そこで今回は、

  • 双子の保活はいつから始めた?
  • 希望園をどう決めた?
  • 双子を同じ保育園に入れるために考えたこと
  • 人気園をあえて避けた理由
  • 認可保育園に落ちた場合の準備
  • 実際に保活をして感じたこと

など、私の双子保活のリアルをまとめます。

これから双子の保活を始めるママさんの参考になれば嬉しいです。

※保育園の申込時期・利用調整の点数・きょうだい加点・双子の同園希望の扱いなどは自治体によって大きく異なります。この記事では私が住んでいる自治体で実際に保活した経験を紹介しています。必ずお住まいの自治体の最新情報を確認してください。

我が家の双子保活|0歳10ヶ月の4月入所を目指しました

私は双子を出産する前から働いていた職場で産休・育休を取得しました。

そして、

双子が0歳10ヶ月になる4月に保育園へ入園→仕事復帰

という計画を立てました。

保活自体は長女のときにも経験済み。

住んでいる場所も変わっていなかったので、

「一度経験してるし、今回はある程度わかるかな」

と思っていました。

でも、いざ調べてみると前年度から変わっている部分もありました。

さらに今回は1人ではなく双子。

「2人とも入園できるか」「同じ園に入れるか」

という新しい問題があります。

そこで、経験があるから大丈夫と思わず、改めて自治体の最新資料を確認するところから始めました。

双子の保活はいつから始めた?我が家は夏頃から本格的に開始

私の住んでいる自治体では、翌年度4月入所の場合、1~5歳児と0歳児で申請時期が異なっていました。

我が家の場合、双子は0歳児クラスだったため1月に申請。

ただし、1月から動き始めたわけではありません。

希望できる保育園は4園あり、原則として事前に見学しておく必要がありました(見学していないと申請できない)。

そのため夏頃には候補を絞り、8月には保育園見学へ行きました。

自治体によって申請時期や見学の扱いは異なりますが、

「申込み締切を確認してから園を探す」のではなく、かなり早めに動くことをおすすめします。

特に双子の場合、2人を連れて何園も見学するのは思った以上に大変。

妊娠中から保活する場合もあると思うので、体調を優先しながら余裕を持って進める方が安心です。

第一希望は「長女と同じ保育園」一択だった

我が家の第一希望は、すでに長女が通っていた保育園です。

これはかなり早い段階から決めていました。

理由はやっぱり、

3人同じ保育園の方が圧倒的に送迎がラクだから。

双子だけでも朝の準備は大変です。

そこに長女が加わって、

「長女をA園へ」

「双子をB園へ」

となると、毎朝2ヶ所回らなければなりません。

ましてや双子まで別々の園になれば、最大3ヶ所…。

仕事へ行く前から疲れ果ててしまいそうです。

結果的には第一希望の園に双子2人とも入園できました。

私の自治体ではきょうだいに関する加点があり、長女がすでに在園していたことも入園できた要因の一つだったのではないかと思っています。

ただし、きょうだい加点がある=必ず同じ園に入れる、ではありません。

きょうだい加点の有無や条件も自治体によって違うため、ここは必ず確認してほしいポイントです。

双子だから「2人とも同じ園に入れる」とは限らない

双子の保活で、事前に考えておきたいのがこれです。

「同じ園に入れなかった場合、どうする?」

自治体によっては、きょうだい・双子の同時申込みで、

「2人とも同じ園に入れる場合だけ入園を希望する」

「別々の園でも2人とも入れればOK」

「片方だけでも入園する」

など、条件を指定できる場合があります。

例えば所沢市では「同時同園」と「同月入園」などの条件が用意され、川崎市でも「同じ施設への同時入所のみ」「別施設でも同時入所なら可」などの条件があります。

どちらが正解ということではありません。

「同じ園」を最優先するのか。

「4月に2人とも入園して仕事復帰」を最優先するのか。

家庭によって答えは違います。

我が家の場合は、何より「4月に仕事復帰すること」を優先していました。

そのため、第一希望以外の園もしっかり考えました。

私が第2~第4希望をこう決めた理由

第一希望は長女と同じ保育園。

では、そこに入れなかったら?

私は「実際に毎日通うことになっても困らないか」を考えながら第2~第4希望を決めました。

第2希望|第一希望から一番近い保育園

長女と双子が別園になった場合でも、なるべく送迎負担を減らすためです。

長女の園へ送ったあと、そのまま双子の園へ行ける。

毎日続くことだからこそ、距離はかなり重要だと思いました。

第3希望|長女が以前通っていた小規模保育園

長女が0~2歳の頃に実際に通っていた、現在の園と同じ系列の小規模保育園です。

先生の雰囲気や園での生活をある程度知っていたので、

「ここなら双子をお願いしても安心」

と思えました。

第4希望|通勤経路にあるこども園

可能性は低いだろうと思いつつ、毎日の通勤を考えて通いやすい園を選びました。

私が意識したのは、

「第1希望以外はどこでもいい」と思わないこと。

第4希望でも、本当に内定する可能性があります。

だからこそ、

「ここに決まったとして、毎日通える?」

「2人を安心して預けられる?」

まで考えて希望園を書きました。

私はあえて「人気園」を狙わなかった

双子の保活で私が意識したことの一つが、

最初から倍率が高そうな園ばかりを狙わないこと

でした。

私の自治体では、前年度の保育園ごとの申請数などがわかる資料がありました。

それを見ると、

「この園はかなり希望者が多いな」

「ここなら比較的狙いやすそう」

という傾向がわかります。

家の近くにも、建物が新しく規模も大きい人気のこども園があります。

見学へ行きましたが、とても素敵な園でした。

ただ、希望者もかなり多い。

私は週30時間ほどのパート勤務だったため、

「ここに2人同時入園することだけに賭けるのは厳しそう」

と判断しました。

私にとっての最優先事項は、

「人気園に入れること」ではなく、「4月から仕事復帰できること」

だったからです。

「人気の園=我が家にとって一番いい園」ではなかった

もう一つ、実際に見学して感じたことがあります。

それは、

人気があるからといって、自分たちにとって一番合う園とは限らない

ということ。

先ほどの人気園は、設備もきれいで教育面にも力を入れている素敵な園でした。

でも私は、

「幼児期は外でたくさん体を動かしてほしい」

という思いがありました。

私自身が子どもの頃に通っていた保育園も、そんな雰囲気だったからです。

一方、現在3人が通っている園は、先生方がとても気さく。

山登りなどの課外活動もあり、リズム運動や外遊びなど、身体を動かすことを大切にしていました。

初めて見学したとき、

「私はこっちの方が好きだな」

と思ったことを覚えています。

園選びで大切にしたいものは家庭によって違います。

教育内容?外遊び?行事?通いやすさ?先生の雰囲気?園舎や設備?

どれが正しいではなく、

「私たちは何を大切にしたい?」

を家族で考えておくと、希望順位も決めやすくなると思います。

双子の保活で私がやってよかった3つの工夫

① とにかく早めに情報を集めた

長女で保活経験があっても、改めて最新情報を確認しました。

年度によって申請方法や募集状況などが変わる可能性があります。

自治体の資料を早めにもらい、

  • 申請時期
  • 必要書類
  • 利用調整の基準
  • きょうだい・双子の扱い
  • 前年度の申込み状況
  • 保育園の場所

などをチェック。

そして早めに見学予約を入れました。

② わからないことは自治体に聞いた

保育を必要とする理由や働き方、家庭状況は人それぞれです。

だから、

「私の場合の点数は?」

「きょうだいの加点は?」

「双子が別園になる可能性は?」

など、資料だけでわからないことは自治体へ確認しました。

利用調整の仕組み自体が自治体によって異なるので、SNSで他のママの点数を見るより、自分の自治体へ聞く方が確実です。

③ 「認可に入れなかった場合」も準備した

これもやっておいてよかったです。

私は、

認可保育園に全部落ちたらどうする?

というところまで考えました。

気になる認可外保育園にも実際に見学へ行きました。

確かに月額料金は高くなります。

それでも見学した園はどこも雰囲気が良く、

「もし認可に入れなくても、ここならお願いできそう」

と思える園が見つかりました。

逃げ道が一つ見つかったことで、結果を待っている間の不安も少し減ったと思います。

「どうしても入れたい」からこそ、ズルはしない

保育園に入れなかったら仕事復帰できない。

双子2人が待機児童になったらどうしよう。

そう考えると焦りますよね。

私も本当に不安でした。

でも、だからといって就労状況を偽ったり、事実と違う書類を出したりするのはもちろんNGです。

また、

「園の先生に気に入られれば入りやすい?」

と思う方もいるかもしれませんが、認可保育所等の利用調整は市町村が定める基準に沿って行われます。

こども家庭庁も、きょうだい同園希望や通勤経路など家庭ごとの事情を踏まえながら、各自治体が利用調整を行っているとしています。

だから私がしたのは、

公開されている情報を集め、自分の家庭の条件で可能性を考え、希望順位を決めること。

それでも入れなかった場合に備えて、認可外保育園なども調べておくことでした。

「できることをやった」

と思えるだけでも、結果を待つ間の気持ちは少し違いました。

双子だからこそ「もし別園だったら?」まで家族で話しておく

双子の保活では、入園できるかだけではなく、

「どんな結果なら受け入れる?」

を夫婦で話しておくことも大切だと思います。

例えば、

「同じ園でなければ入園しない?」

「別々でも2人とも入れれば仕事復帰する?」

「片方だけ内定したら?」

「長女と双子が別園なら誰が送迎する?」

「認可に落ちたら認可外へ行く?」

など。

実際、自治体によっては双子・きょうだいの申込みで「同園のみ」などの条件を設定できるため、申し込む時点で判断が必要になる場合があります。

結果が出てから慌てて考えるより、先に夫婦で話しておく方が安心です。

結果は「双子2人とも第一希望」に内定

そして結果は、

双子2人とも第一希望の保育園に内定。

長女と同じ園に通えることになりました。

通知を見たときは本当にホッとしました。

入れた理由を自治体から詳しく聞いたわけではないので断定はできませんが、

  • 長女がすでに同じ園に通っていた
  • きょうだいに関する加点があった
  • 比較的希望が集中しにくい園だった

といった条件が重なったのではないかと考えています。

そして双子は0歳10ヶ月で保育園生活をスタート。

今では長女と双子3人、同じ保育園に通っています。

入園後は入園後で、双子が順番に熱を出して仕事を休んだり、保育園から何度も呼び出されたり…。

別の大変さも待っていました。

それでも、後悔しないように保活に取り組み、3人とも同園に通えるようになったことは本当に良かったと思っています。

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まとめ|双子の保活で一番大切だったのは「我が家の優先順位」を決めること

双子の保活を経験して一番感じたのは、

「人気園に入れること」と「自分たちに合った保育園に入れること」は違う

ということです。

我が家の場合は、

第1優先:4月に仕事復帰できること

第2優先:できれば長女と双子3人が同じ園

そして、

実際に見学して、安心して子どもを預けられると思えること

を大切にしました。

そのため、倍率が高い人気園だけを狙うのではなく、前年度の申込み状況なども確認しながら現実的に希望園を選びました。

結果的に第一希望の園へ双子2人とも入ることができましたが、保活中は本当に不安でした。

「この点数で入れる?」

「2人分の空きなんてある?」

「落ちたら職場に何て言おう…」

何度も考えました。

でも、不安を一人で抱えていても入園の可能性が上がるわけではありません。

だからこそ、

早めに情報を集める。

自治体に相談する。

保育園を自分の目で見る。

家族で優先順位を決める。

そして、入れなかった場合の選択肢まで考えておく。

私がもう一度双子の保活をするとしても、この5つは絶対にやると思います。

双子だからこそ、

「絶対この園じゃなきゃ!」だけではなく、「我が家にとって無理なく続けられる保育園生活ってどんな形?」

まで考えてみる。

保活の結果は自分では決められません。

でも、情報を集めて、実際に園を見て、自分たちなりに納得できる希望順位を作ることはできます。

そして何より、これから毎日のように大切な我が子を預ける場所です。

倍率や人気だけでなく、

「ここなら安心してお願いできる」

と自分自身が思える園を見つけることも、保活ではとても大切だと私は思います。

これから双子の保活を始めるママさんにとって、我が家の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。