【双子妊娠】上の子と夫はどう過ごした?ママが入院で1ヶ月不在の家族生活(MFICU編 5/11)

前回の記事では、早期破水で1ヶ月入院した私の精神的ケアについてお話ししました。
突然の入院となり、いつ私が帰ってくるかわからない状況の中で2人での生活を余儀なくされた夫と娘ちゃん。
今回は、夫と娘ちゃんがどうやって生活していたか、どんな工夫をしたかについてお話しします。
▼前回の記事はこちら
突然の入院で変わった家族の生活
上の子(娘ちゃん)の年齢と状況
入院当時(2024年4月)、娘ちゃんは3歳でした。
元々0歳から小規模保育園に通っていたのですが、ちょうどこの4月から系列の保育園に転園したばかりの時でした。
保育園には嫌がらずに行くタイプの子でしたが、環境が変わってまだ慣れていない頃だったので、私の入院は娘ちゃんに更なる負担をかけたのではと思いました。
夫は仕事と育児を両立
夫は正社員で接客業をしていたため、通常は帰りが19:30頃、土日祝はほぼ出勤(シフト制)という働き方でした。
しかし、私の入院で状況が一変。
娘ちゃんの保育園の送り迎えが必須になり(普段はどちらも私が担当)、職場に事情を説明して勤務時間を調整してもらいました。
・就業時間:19時 → 17時に変更
・出勤日:土日祝出勤 → 日祝固定で休み
本当にありがたい配慮でした。
6:00 起床・朝食準備・家事
8:00 娘ちゃんを保育園に送る
9:00〜17:00 仕事
18:00 娘ちゃんのお迎え
18:30 帰宅・お風呂・夕食準備
19:00 娘ちゃんと夕食
20:00 洗濯・片付け
21:00 私との電話
21:30 就寝
朝は家事をして8時には娘を保育園に送り、夕方は18時にお迎えに行き帰ってご飯の準備に家事。
夫は元々家事は一通りできるタイプですが、いつも私と分担していたため、全てをこなさなければならなかった状況はとても大変だったと思います。
実家・義実家のサポート
なんとかこなせてはいたものの、やはり問題は私がいつまで入院するかわからないということ。
早く私に帰ってきて欲しいけど、それは=赤ちゃんたちが生まれた時となるため、できれば帰ってくるのは遅い方がいい…。
わかってはいたけれど、先の見えない状況だったため、みんな疲弊していました。
なので私たちは実家・義実家にサポートをお願いすることにしました。
実家(私の親):他県に住んでいるため、なかなか会えない
義実家(夫の親):同じ市に住んでいるが、介護が必要なおばあちゃんと
同居しているため、常にはサポートが難しい
しかし、私の母(パートで働いている)は元々双子が生まれる頃に泊まり込みで数週間サポートに来てくれる予定だったので、職場に相談し、その時期を早めにずらしてくれることになりました!
なので準備が整い次第こちらに来てもらい、夫と娘ちゃんのサポートをしてもらえることになりました。
夫のご両親は近くに住んではいますが2人とも仕事をしており、(夫の)おばあちゃんの介護もしているため、泊まり込みでサポートという形ではなく、食事の作り置きや娘ちゃんとお出かけするなど、合間でできるサポートをしてもらいました。
突然の出来事かつみんなそれぞれの生活が大変な中、とても手厚いサポートをしてもらうことができ、夫も娘ちゃんにも少しずつ余裕が生まれましたし、私も安心して赤ちゃんを守ることに専念できました。
自分たちだけでなんとかしようとせず、困ったときは素直に誰かに「助けて!」ということが大切だと実感しました。
”いざという時の話し合い”に救われた
双子を妊娠した時点で、早産の可能性については先生から話を聞いていたので、普段から「こんな時はどうしようか?」と夫と話し合いをするよう心がけていました。
例えば…
- 上の子の保育園の送り迎え、土曜保育の利用はどうする?
- 夫の勤務時間は調整できるのか?
- 家事のやり方、ストックの説明
「もし、今私がいなくなったらどうする?」と想像しながら普段の生活の中で話し合っておくことで、いざ入院になってからの説明に手間があまり掛からなかったので、その点は良かったなぁと思っています。
夫婦で励まし合った日々
この時ばかりは夫も私も不安だらけで弱気になっていました。
私は「家のこと全て任せて大丈夫かな」「申し訳ない」という気持ちでいっぱいだったし、夫は「家族の中心であるママが不在で、みんなバラバラになってしまわないかな」という不安があったようです。
ですがそこはお互い強がらず、どんなことが不安か正直に伝えて話し合いました。
夫は家事や娘のお世話は一通りできるので(ちょっと不器用なところがあるから不安だったけど)、そこはもう彼のやり方に任せることにしました。
書類関係や手続き関係は私の方が得意だったので、それらの作業は私が行うことにし、うまく分担してお互い励まし合いながら頑張りました。
離れていても、家族のために同じ方向を向かって頑張れたことはとても良かったと思います。
面会の際は一緒に赤ちゃんたちの名前を考えたり、あえて関係ない無駄話もたくさんして和ませてくれました。
忙しいのに、お菓子や必要なもの(洗濯洗剤や破水用のナプキンなど)も買って来てくれ、とてもありがたかったです。
娘の様子と心のケア
「ママはいつ帰ってくるの?」という質問
赤ちゃんがいつ生まれるか、全く想像がつかなかったため、この質問には答えることが出来ませんでした。
3歳の子に対して「わからない」という答えしかできなかったのが本当に辛かったです。
ですが私たちはあまりはぐらかすことはせず、素直に「いつになるかわからない」と伝えました。
何か隠している、気を遣われていると感じる方が良くないかなと思い、「いつかははっきりわからないけれど、赤ちゃんが無事に生まれたら絶対に帰ってくるよ」とありのまま伝えました。
面会制限で会えない辛さ
お腹の赤ちゃんへの負担や感染症対策などから、子どもとの面会は基本的にできませんでした。
娘に触れられないのは本当に寂しかったですし、ママがいない中で頑張っている姿を想像すると胸が張り裂けそうでした。
ですが、今となっては、もし会ってしまうとお互い離れられなくなっちゃったかもしれないと思うので、会わずにいたのもよかったかも、と思います。
電話やビデオ通話での交流
MFICUに入院している間は個室だったため、時間や周りを気にせず電話ができたことはよかったです。
(一般病棟に移動した後は、通話可能エリアに移動して電話してました)
やっぱりLINEなどの文字とは違い、直接話して様子を知れることは何よりも安心でした。
入院生活は人と話す時間も一気に減るので、私にとって家族との交流が何よりも心の支えとなりました。
夫にとっても、赤ちゃんの様子をリアルに聞けたので良かったみたいです。
夫から聞いた娘の成長エピソード
ママが入院となって離れる場合、多くの子どもは寂しがったり不安になると思います。
娘ちゃんももちろんそんな様子はあったのですが、「ママはちゃんと理由があって入院している」とわかってくれていたようで、夫に対して「さみしい」と言うことが無かったようです。
保育園の先生やサポートに来てくれていた実母からもそのような発言は無かったと聞き、言わないように頑張ってたんじゃないかな、と夫が話してくれました。
元々優しくて家族想いな子ですが、ここまでしっかりしているなんてびっくりして私の方が泣いてしまいました。
子どもは親が見てない所で成長する
私がそばにいなくても着実に成長していた娘ちゃん。
本当によく頑張ってくれていたと思います。
でもまだ3歳。あまり我慢させすぎないよう、夫に気持ちの面でのサポートや声掛けをお願いしました。
そして私からも、家に帰ったらたくさん遊ぼうね、いっぱいお話ししようねと約束して、なるべく不安な気持ちやしっかりしなきゃという責任感を減らせるように気をつけました。
家族からの応援メッセージ
離れていても、家族からの応援メッセージが私の心を支えてくれました。
特に印象に残っている3つのメッセージをご紹介します。
娘からの手紙
夫が面会の時に持ってきてくれた娘ちゃんからの手紙はとても嬉しかったです。
まだ字が書けないので、夫と一緒に書いてくれていました。
「がんばってね」という言葉に勇気をもらいましたし、娘が描いたアンパンマンの絵にとても癒されました。
実母との電話
家に泊まり込みでサポートに来てくれていた実母ですが、直接会うことはできなかったので(面会は基本パートナーのみ)、電話でよく話していました。
「赤ちゃんのことももちろん心配だけど、私の娘はあなただから、とっても心配してるのよ」という言葉に、母の愛を感じました。
その言葉で、「自分のことも大切にしないとな」と思うことが出来ました。
夫の「家のことは任せて」という言葉
責任感が強い私は、自分がいない家が大丈夫か、ちょっと不安でした。
しかしそんな不安も最初だけで、娘ちゃんが元気に過ごしている様子や、大変ながらも夫と仲良く遊んでいる様子を見て、「自分がいなくても大丈夫だな」と安心することが出来ました。
私が不安そうにしているといつも「家のことは任せて!」と言ってくれ、とても救われたのを覚えています。
たくさんの応援メッセージのおかげで、不安や恐怖に負けず、赤ちゃんたちを守ることが出来ました。
本当に感謝しています。
罪悪感との戦い
「娘に寂しい思いをさせている」という気持ち
私と離れている間も娘が成長し、頑張っているのは理解していたし心強かったですが、やはりまだ3歳ということもあり、「寂しい思いをさせている」という罪悪感は心の隅に常にありました。
読書をしたり動画を観ている時も、ふとした時に「娘ちゃんは頑張ってるのに、私はこんなゆっくりしてていいんだろうか…」と思ってしまうこともありました。
夫への申し訳なさ
「任せて!」と言われ頼りにしていましたが、やはり家の全てを任せていることは申し訳ないと思ってしまいました。
自分が普段していることだからこそ、仕事と家のことの両立の大変さをわかっているので、あれを今頃1人でこなしているのかな…と思うと、手伝ってあげたい気持ちが湧き上がり、でも何も出来ない状況がもどかしくモヤモヤしていました。
娘ちゃんへの気持ちと同じで、私はこんなにゆっくりしてていいのかな、と罪悪感が湧くこともありました。
それでも「お腹の赤ちゃんのため」と割り切る
しかし、私がジタバタしたところで外のことは何も出来ません。
罪悪感が0になることはありませんでしたが、ここは「赤ちゃんのため!」と割り切って思いっきりリラックスして過ごすことに専念しました。
妊娠中のリラックスの重要性
実は、妊娠中のリラックスには科学的な根拠があります。
妊娠中の女性にとって、リラックスは単なる「気分転換」以上の意味を持ちます。
妊娠期間はホルモンバランスの大きな変化や、心身への負担が増加する時期であり、ストレスを適切にコントロールすることは母体と胎児の双方に良い影響を与えます。
過剰なストレスは、ストレスホルモン(コルチゾール)を増加させます。研究によれば、妊娠中の慢性的なストレスは流産・早産リスクの上昇や、胎盤を通じて胎児の発育に影響を与える可能性があると報告されています。
なので、リラックスすることでホルモンバランスが整い、妊娠の経過をより安定させることが期待されるのです。
つまり、妊娠中に「リラックスすること」は決して怠けているわけではなく、”赤ちゃんを守るための大切な役割”だったのです。
赤ちゃんが生まれるのを心おだやかに、楽しみに待つためには、妊娠中にリラックスして過ごすことがとても大切です。
今振り返ると、この『リラックスできたこと』は妊娠28週までお腹に居させてあげることが出来た1番の要因だったのではないかなぁと私は思います。
同じように罪悪感を抱いている方へ
もしあなたが今、「家族に申し訳ない」「ゆっくりしていて良いのだろうか」と罪悪感を感じているなら…
それは自然な感情ですが、今あなたがしている「リラックス」は、赤ちゃんを守るための最善の方法です。
罪悪感を感じる必要はありません。思いっきりリラックスして、赤ちゃんとの大切な時間を過ごしてくださいね!
突然のママの長期入院によって、2人での生活を余儀なくされた夫と娘ちゃん。
しかし、日常で早産に対する対策をしていたり、周りのサポートや励ましのおかげで、大きなトラブルも無く日々を過ごすことができました。
次回は、入院中の双子の成長記録についてお話しします。
- 赤ちゃんの体重はどのくらい増えた?
- 破水の影響は無かったのか
- お腹の2人は元気に成長してたの?
お腹の中の赤ちゃんたちはどう成長し、どれだけ頑張ってくれたのか。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
▼次回の記事はこちら
※この記事は、妊娠中の一個人の体験記録です。
症状や経過には個人差がありますので、体調や治療については必ず医師・医療機関へご相談ください。














